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〒633-0041 奈良県桜井市上之宮401-2
営業時間 / 9:00~17:30 定休日 / 土日祝
奈良はお天気もよく観光で賑わっています
本日はお日柄もよく、奈良も観光客様、インバウンド様で賑わっています。今現在、リーダー様向けのセミナーを開催させていただいております。テーマは、原価管理とは、コストダウン、IE(インダストリアルエンジニアリング)とは、ICT・IoT・インダストリー4.0等です。ご誹謗がございましたらご連絡ください。
さて、ご好評につきまして、奈良のおやじ経営コンサルタントがお送りする、中小企業会社さま向け、秘密の経営手法。
前回の、第3回目の『中小企業様に読んでいただきたい秘密の経営手法』を『おやじギャグ』を交えて、連載でご紹介します。
<第3回目>
次に、辞職を申し出た従業員さん(先代社長の1番の番頭さんと現場のリーダークラスの3名)たちのお話を聞こうとしましたが、さすが最初はいぶかしげな様子でしたので、
「社長さんに告げ口をするようなことはしませんし、どうせ辞めようと考えておられるので、ご遠慮なく思う存分、お考えを教えてください」
と説得しお話いただきました。
お話を聞くと、社長さんの言い分とはかなり違っていました。
それによると、先代社長は職人気質の人で、売上にも利益にも無頓着でしたが、現場にしょっちゅう顔を出しては、技術の指導や伝承、現場の改善にも現場従業員さんといっしょにあれこれ熱心に話をしました。
それに対し、現社長は営業には非常に熱心で、会社を大きくしようとする強い意欲を感じ実際に急成長しているが、現場にはめったに顔を出さないし、現場の人ともほとんど話をしない。
現場に採用した新人も教育は現場任せで関与せず、営業にどんどん力を入れ現場への無茶な要求が多く混乱を招いたとのことです。
また、社内の経営のやり方については先代と大きな違いはなく、その時々の気分次第で決めることがあります。
それでも、先代社長の頃は、社長の人柄やものづくりへの真摯な取り組みが従業員さんの信頼を生み、文句を言わずについていこうとの暗黙の了解のようなものがあったとのことです。
そして、今回の辞任行動の最後のきわめつけは、現場にはなんの説明もないままに生産効率改善を専門家に依頼したことのようです。
現場従業員さんからは、「現社長はわれわれのことをまったく信用していない」「将来が不安でしかたがない」「また、現社長がわれわれには説明なしに、何か突拍子もないことをやるかもしれない」との声が上がり、わたしたちも、もうどうしようもなく、現社長のもとではこれ以上働けないとの決断で辞職を申し出たという顛末でした。
このような状況になってしまっては社長さん一人の力ではどうしようもないことは明らかで、会社の存続にかかわる状況です。現社長は、「長年先代社長がやってきた経営とまったく同じやり方をしているだけで問題はないはず」との言い分ですが、急遽、生産効率改善のご指導は後回しにして、今後の社長さんの経営方針、処遇の改善等のご支援にとりかかりました。
みなさんは、二つの意見を聞いた後で、社長さんの経営方針の間違いや問題についておわかりと思いますが、何故このような状況が生まれたのか、どうすれば良かったのかは本当に理解されているでしょうか?
19/08/03
19/03/24
19/03/02
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本日はお日柄もよく、奈良も観光客様、インバウンド様で賑わっています。今現在、リーダー様向けのセミナーを開催させていただいております。テーマは、原価管理とは、コストダウン、IE(インダストリアルエンジニアリング)とは、ICT・IoT・インダストリー4.0等です。ご誹謗がございましたらご連絡ください。
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前回の、第3回目の『中小企業様に読んでいただきたい秘密の経営手法』を『おやじギャグ』を交えて、連載でご紹介します。
<第3回目>
次に、辞職を申し出た従業員さん(先代社長の1番の番頭さんと現場のリーダークラスの3名)たちのお話を聞こうとしましたが、さすが最初はいぶかしげな様子でしたので、
「社長さんに告げ口をするようなことはしませんし、どうせ辞めようと考えておられるので、ご遠慮なく思う存分、お考えを教えてください」
と説得しお話いただきました。
お話を聞くと、社長さんの言い分とはかなり違っていました。
それによると、先代社長は職人気質の人で、売上にも利益にも無頓着でしたが、現場にしょっちゅう顔を出しては、技術の指導や伝承、現場の改善にも現場従業員さんといっしょにあれこれ熱心に話をしました。
それに対し、現社長は営業には非常に熱心で、会社を大きくしようとする強い意欲を感じ実際に急成長しているが、現場にはめったに顔を出さないし、現場の人ともほとんど話をしない。
現場に採用した新人も教育は現場任せで関与せず、営業にどんどん力を入れ現場への無茶な要求が多く混乱を招いたとのことです。
また、社内の経営のやり方については先代と大きな違いはなく、その時々の気分次第で決めることがあります。
それでも、先代社長の頃は、社長の人柄やものづくりへの真摯な取り組みが従業員さんの信頼を生み、文句を言わずについていこうとの暗黙の了解のようなものがあったとのことです。
そして、今回の辞任行動の最後のきわめつけは、現場にはなんの説明もないままに生産効率改善を専門家に依頼したことのようです。
現場従業員さんからは、「現社長はわれわれのことをまったく信用していない」「将来が不安でしかたがない」「また、現社長がわれわれには説明なしに、何か突拍子もないことをやるかもしれない」との声が上がり、わたしたちも、もうどうしようもなく、現社長のもとではこれ以上働けないとの決断で辞職を申し出たという顛末でした。
このような状況になってしまっては社長さん一人の力ではどうしようもないことは明らかで、会社の存続にかかわる状況です。現社長は、「長年先代社長がやってきた経営とまったく同じやり方をしているだけで問題はないはず」との言い分ですが、急遽、生産効率改善のご指導は後回しにして、今後の社長さんの経営方針、処遇の改善等のご支援にとりかかりました。
みなさんは、二つの意見を聞いた後で、社長さんの経営方針の間違いや問題についておわかりと思いますが、何故このような状況が生まれたのか、どうすれば良かったのかは本当に理解されているでしょうか?
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