【連載第22回目】奈良の経営コンサルタントがお送りする、日本型経営の強み 090-9287-0505 〒633-0041 奈良県桜井市上之宮401-2 営業時間 / 9:00~17:30 定休日 / 土日祝
雨ばっかりの日々ですが、確実に秋になってきましたね。
涼しくなりましたので、大好物の、熱々のカレーうどんとラーメン三昧です。
さて、大変なご好評につきまして、奈良の経営コンサルタントがお送りする、中小企業会社さま向け、秘密の経営手法。
前回に続き、【連載第22回目】の『中小企業様に読んでいただきたい秘密の経営手法』を『おやじギャグ』を交えて、
連載でご紹介します。
<連載第22回目>
『アリ退治マンでありたい自慢』
『槍と大砲盗んで、やりたい放題』
(1) 社長さんに質問です
社長さんは
『この会社を将来的にこんな会社にしたい!!』とか
『こんな会社であるべき!!』
との確固とした目標やお考えがありますか?
「勿論売り上げを上げたい、経費を減らしたい、従業員さんの待遇を良くしたいなどの目標(希望)はあるけれど、毎日が忙しくて今現在の目の前の問題を何とか解決しながらただがむしゃらに働いているだけで、そんなものは無いよ」とか、
「経営理念ならありますよ。そこの額に飾ってあるでしょ。でもあまり気にしてないけど」
などと言われるかもしれません。
そんな社長さんには、『是非一度真剣に経営理念(最終的な『ありたい姿』)のことを考えてください。』とお勧めします。
経営理念を作れば、
①まず社長さん自身の行動が変わります。
②従業員さんの使命感がはっきりしモチベーション[1]が変わります。
③従業員さんが幸せになります。
④社外からの信用が得られます。
⑤会社の利益が上がります。
経営理念を考えていくと『何のために経営をしているのか?』『何のために働いているのか?』といった考えに必ず突き当たります。
こういった疑問を避けて通れなくなるのです。
これらは他人が決める事でもなければ、これが絶対に正しい、これは間違っているというものでもないのです。
絶対の答えのない世界で、自分で自分の答えを見つけなければなりません。
(2) 経営理念とは何か
『総理、釣り念頭に、創立理念問う』
『経営陣は、肉食系英人』
経営理念とは、会社を経営するにあたって本当は一番最初に真剣に考えるべきものであって、こうあるべきだという根本の考えを表したものです。
これは経営上の重要な判断の拠りどころとなるだけではなく、会社の雰囲気・文化を創り、全従業員さんの考え方・行動のもととなり、業績にも影響を及ぼします。
社長さんの強い思い、いわゆる経営哲学や信念、行動指針や目的など、より広い価値観の集積を明文化しその会社が果たすべき使命や基本姿勢などを社内外に向けて表明するものです。
これは「思いの強さ」と「思いの広さ」であらわすこともできます。
「思いの強さ」は、下記の3つのレベルであらわせます。
①普通
②強い思い
③信念にまで高まった強い思い
強い思いは必ず言葉になって出てくるものです。
強い思いを持った経営理念のしっかりした経営をする社長さんは、口を開けば「経営理念、従業員さんの幸せ、どうすれば経営がよくなるか」を語ります。
それは、本人が話をしながら自分自身を説得している行為であり、また、従業員さんをはじめ周りの人を説得する行為です。
口を開けば経営理念を語り続ける人たちがいる会社の中に経営理念は定着するのです。
「思いの広さ」は、下記の3つです。
①経営観
②人間観
③社会観
経営観とは経営に対するものの見方です。
経営観をもう少し分解すると、「顧客観」「商品観」「技術観」などになります。
「顧客観」とは、たとえば「わが社のお客さまに対する考え方はこうです」といったもので、「お客さま第一主義」もあれば、うちは「従業員が第一、お客さまは第二」だ! という考え方ももちろんあります。
[1] 動機づけ(どうきづけ、motivation、モチベーション)とは、行動を始発させ、目標に向かって維持・調整する過程・機能である
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